【Event Reports】アートを通じたアフリカ支援の集い/ 第1回ティンガティンガ杯チャリティコンペ
ONもOFFも全力で楽しむアクティブな大人を応援するシガーロのイベントコラボシリーズ第5弾。
今回はこれまでと趣を変えてチャリティゴルフコンペにお邪魔しました。
しかも「アフリカンポップアートの支援」という普段は聞き慣れないテーマのイベントです。
9月初旬、静岡の名門ゴルフコース「太平洋クラブ 御殿場ウエスト」に総勢160名もの紳士淑女が集いチャリティコンペが開催されました。 その名も「第1回ティンガティンガ杯チャリティコンペ」。アフリカ・タンザニアで描かれるポップアート “ティンガティンガ” のアーティスト支援を目的としたイベントです。
私たちシガーロもこのイベントの主旨に賛同し、今回イベント協賛という形で参加させていただきました。
主催者は一般社団法人アフリカンアート支援機構。数年前に代表がティンガティンガアートと出会い、現地のアーティストが安心して創作活動を継続できるようにと設立した法人です。今回はゴルフコンペをきっかけに、より多くの方にティンガティンガアートに触れていただき、お気に入りのアートをご購入いただくことで現地支援につなげるという企画。曽根代表が企画を立ち上げたところ、160名の参加枠は瞬く間に満員御礼になったとのこと。
イベントが開催された9月初旬は天候が不安視される状況でしたが、ティンガティンガアートが現地でたっぷりと浴びたアフリカの太陽により雨雲を遠ざけてしまったようです。快晴とはいきませんが、時折気持の良い風が吹く中、早朝から続々とスタートされていきました。まずは全力でゴルフをお楽しみいただきます。
チャリティコンペという主旨から、今回初めて顔を合わせられた方も多かったようですが、皆さんホールアウトする頃にはすっかり顔なじみに。スコアに関わらず皆満面の笑顔で戻って来られました。
その後、パーティー会場へ向かわれた皆さまを数百枚のティンガティンガアートがお出迎え。豊かな色彩と独特なタッチのティンガティンガアートを前に、早速お気に入りの1枚を熱心に探されていました。その多くはタンザニアのサファリを背景に野生動物の生き生きとした姿をテーマにしたものですが、中には彼らの日常を切り取った街中の風景や先住民のマサイ族を描いたものも。スタッフからティンガティンガアートの説明を受けながら「これが素敵だけどあれも気になって、、、」と結局複数枚をお選びいただく方も多くいらっしゃいました。
パーティーでは曽根代表からこれまでの現地支援の報告や彼らの創作活動レポート、そして皆様のアート購入が今後どのようにアーティストへ還元されるかなど丁寧に説明。さらに今後も「Team Tinga Tinga」として今回の参加者を中心に横のつながりを広げるプランも発表され、遠くアフリカの地と日本の紳士淑女がアートを通して継続的なつながりを作る第一歩が踏み出されました。
私たちシガーロは、一般社団法人アフリカンアート支援機構による今回のイベントの主旨に賛同し、参加者全員へシャワージェルをプレゼント。さらにコンペの賞品としてゴルフにぴったりのサンスクリーン30や大人の遊び心溢れるマウスウォッシュなどをご用意。その他、協賛各社から提供された豪華商品と合わせて表彰式も大変盛り上がりました。
会場のエントランスではシガーロの豊富なラインナップを展示させていただきました。パーティーの前後には多くの方にお立ち寄りいただき、様々なフレグランスや特徴的なパッケージデザインといった、シガーロ独自の世界観をお楽しみいただきました。「どこに行けば購入できるの?」、「プレゼントにぴったりね!」、「ゴルフコンペの持ち寄り賞品にもオシャレで良いですね!」といったありがたいお声も沢山頂戴しました。
シガーロでは今後もこうしたイベントにも積極的に参加させていただき、チャリティーの精神を持つ紳士淑女をセルフケアという側面でサポートさせていただく予定です。私たちのイベントにも是非!という方はお問合せよりお気軽にご連絡ください。
最後に「ティンガティンガアート」とそれをサポートする「一般社団法人アフリカンアート支援機構」についてご説明して、今回のレポートを締めくくります。
彼らと公式代理店契約を締結している一般社団法人アフリカンアート支援機構は毎年数百枚の絵画を直接オーダーして購入しています。
さらにアトリエの雨漏り修繕など創作環境の改善から、絵画の管理や情報発信のためのパソコンを寄贈するなどサポートを続けていました。
シガーロもその主旨に賛同しイベントをサポートさせていただきました。
■ティンガティンガとは?
東アフリカ・タンザニア生まれのポップアート「ティンガティンガ」は創始者であるエドワード・サイディ・ティンガティンガ氏(1932-1972年)が道端で描き始めたことが由来となります。
当時、画材にはエナメルペンキと建材の板が使われており、タンザニアの動物や村の風景などを描いたその素朴で新しいスタイルは、欧米人に徐々に好まれていき東アフリカを代表するアートとなりました。
エドワードさんの死後も、彼が当時絵を売っていた同じ場所で弟子達が志を受け継ぎ進化を続けており、今日も80名を越すアーティストたちの筆から様々なティンガティンガアートが生まれ続けています。
■一般社団法人アフリカンアート支援機構
ティンガティンガアートと公式代理店契約を結ぶ一般社団法人アフリカンアート支援機構は、 ティンガティンガを通じたアフリカ支援を目指す団体です。現地のアーティストとそのアートを楽しむ日本の方々が繋がることで循環的なグローバル社会づくりを目標としています。
法人として継続的に絵をオーダーし購入することで、彼らのつくりあげたスタイルや、絵を描きながら生活している生き方を支援。さらに雨漏り対策などの工房の補修やパソコンの寄贈によって制作環境と集客を向上させるなど、裾野を広げていくことでアーティストが魅力的な職業となるような取り組みを行っています。これらの活動は単なる援助ではなく彼らの能動的な自立の支援を目的としているのです。
最近では1人でも多くの子供達にティンガティンガを通してアフリカについて知るきっかけを持ってもらえるようにと、群馬サファリパークや横浜市にある3つの動物園(ズーラシア・野毛山動物園、私立金沢動物園)に寄贈を行いました。
詳しくは下記ウェブサイトを参照。
https://www.tingatinga-jp.org/