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【Event Reports】La Festa Mille Miglia 2019/Day.1 被災地への想いとともに原宿をスタート

ONもOFFも全力で楽しむアクティブな大人を応援するシガーロのイベントコラボシリーズ第6弾。
今回は、第23回目を迎えるクラシックカーラリー「ラフェスタミッレミリア / La Festa Mille Miglia」に同行させていただきました。

La Festa Mille Migliaは1927年から30年にわたりイタリアで行われた伝説的なレースですが、今ではイタリアのみならず日本や世界各国から多数の参加者を集める格式高いクラシックカーラリーとして継続されています。その日本版が今回同行させていただいたレースで、1997年から始まり2002年大会からは、アジアで唯一国際クラシックカー連盟に公認され毎年秋に東北地方を中心に開催されてきました。

Lafestaの基本精神は「古いものに敬意を」「いくつになっても心・少年」「イベントに参加するすべての人々と友情の輪を広げる」という3つの理念から成ります。その理念を体現するように、台風15号および19号で被災した地域への支援を呼びかける〝被災地支援大会〟というテーマを掲げ開催されました。

この素晴らしいレースで、遊び心を忘れない大人たちの沢山の笑顔と真剣な眼差し、旅の途中で出会う人々との心の交流を目の当たりにすることができましたので、その体験レポートを全4回に分けてお届けいたします。

今回もラフェスタプリマベラ同様、協賛スポンサーとしてエントラント(競技参加者)の方々にシガーロ商品をプレゼントさせていただくとともに、4日間に渡るラリーの同行取材を行いました。エントリー台数は89台、その行程は、原宿・明治神宮からはじまり、福島県・宮城県・山形県・栃木県・千葉県と1都5県、走行距離は約1,350kmにもなります。

スタート地点である明治神宮は、明治天皇と昭憲皇太后が祀られた由緒ある神社で、初詣の参拝者数が日本第1位という都内でも有数のパワースポットとして知られています。この森厳な場所に89台ものクラシックカーが並ぶ光景は圧巻の一言です。さらに、エントラントの方々はファッションも表情もとても素敵で、やはり、好きなことに夢中になれる人は年代性別関係なくカッコいい!ですね。

さて、いよいよスタートですが、初日の10月25日は朝から冷たい雨に見舞われました。スタート地点である明治神宮には雨脚の強まる中で次々とスタート、 まずは代官山の蔦屋書店でのPC競技です。傘を片手にファンが見守る中、無事に全てのエントラントが競技を終えていよいよ目的地である福島・裏磐梯まで長旅のはじまりです。

ひたすら雨に打たれ続けた東北道を抜け、チェックポイントである矢吹町の大池公園、天栄村の村役場、猪苗代町の野口英世記念館にてスタンプを受けたエントラントのみなさん。途中、矢吹自動車教習所ではPC競技を行い、着々と初日のルートを消化していきます。

各ポイントでは地元の方々が激しい雨にも関わらず会場へ足を運び、美しいクラシックカーへ声援を送ります。その声に笑顔とともに手を振って応えるエントラントの姿には人と人との繋がり、そして出会いを大切にする想いを感じ取ることができました。

初日のゴールとなる北塩原町の裏磐梯レイクリゾートに続々とエントラントが到着します。雨と寒さに疲労の色を滲ませながらも、出迎えるスタッフに笑顔で答え、お互いに無事の到着を称え合っていました。チェックインを済ませた後も明日の走行に備え点検整備取り掛かる姿も多く見られ、見守る立場としては全ての車両がトラブル無く完走して欲しいと願うばかりです。

初日からハードな1日となりましたが、せめて夜のひとときは受付でお渡ししたシガーロのシャワージェルで安らぎの香りとともに温まっていただければと思いました。

次回、2日目は福島から宮城、山形と東北3県を巡る約270kmのルートをレポートいたします。

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