いつの時代も、男の品格は細部に宿る。
それは、身につけるもの、選ぶもの、そして纏う香りに現れる。
 
シガーロが提唱するのは、その人の生き方や美意識、日々のライフスタイルをより豊かに彩る香りのスタイル。
 
今回は代々木上原の小料理店「nanca」オーナーの宮本 岳さんにインタビュー。「香り」と「料理」をテーマに、飲食店側から見る香水のエチケットや、相性のいい料理と香りのペアリングストーリーをお楽しみください。


いつの時代も、男の品格は細部に宿る。
それは、身につけるもの、選ぶもの、そして纏う香りに現れる。
 
シガーロが提唱するのは、その人の生き方や美意識、日々のライフスタイルをより豊かに彩る香りのスタイル。
 
今回は代々木上原の小料理店「nanca」オーナーの宮本 岳さんにインタビュー。「香り」と「料理」をテーマに、飲食店側から見る香水のエチケットや、相性のいい料理と香りのペアリングストーリーをお楽しみください。

INTERVIEW

nancaが目指すお店づくり

 
――はじめに「nanca」について教えてください。
 
宮本:名前は「なんかいい店を作ろう」という考えで名付けました。コンセプトをこちらから押し付けない、お召し上がりになるお客様のターゲットを決めない。そういったラフな感覚で営業しています。

料理のラインナップも、中華や洋食、和食などカテゴリーは幅広く、がっつり食べるというよりお酒や会話を楽しみながら食べられるお客様が多いです。

――料理のラインナップを見ると、野菜やふんだんに使われている印象です。

宮本:シェフの萩原ちひろさんのご実家が農家でして、特別に直送で野菜を仕入れています。メインのお客様は男性ですが、男性だと脂っこいものや味の濃いものについ目が行きがちです。そんな方でも手軽に野菜を摂ってもらいたいと思います。

 
――実際に料理を拝見すると、星付きレストランで提供されそうな見た目ですね。

宮本:盛り付けやアイデアで、高級店に出るような料理を意識して作っています。特に皿は、盆栽を美しく見せるために作られた皿や、季節を感じられるような器など、料理に合わせて使い分けているのが特徴です。

料理も常に試行錯誤で新しいメニューを考えているので、美味しい料理を手軽に食べられるように営業しています。

■飲食店での香水は「節度があればOK」

 
――飲食店では、香水は基本NGだと聞きます。宮本さんのお店に来店される人はどうですか?

宮本:香水を付けていらっしゃる方は多いですね。
当店にいらっしゃる方は、20代後半から50代と幅が広いのが特徴です。

特に女性と一緒に食事をされる男性や、お仕事の帰り際に寄られるビジネスマンが顧客のほとんどなので、身なりもしっかりしていて、ほのかにいい香りの香水を付けています。

 
――宮本さんとしては、飲食店に香水を付けていくのはどう思いますか?

宮本:そこまでネガティブな印象はないですね。もちろん、香りの強い香水は料理の邪魔になりますし、周りの人にも迷惑がかかるので控えたほうがいいですね。

少量だけ付けるとか、ちょっと前に付けておいて香りが和らいだ状態で来店されるのが理想です。

■料理の邪魔になりにくい香水もある

 
――料理にいろんな香りがあるように、香水にも多彩な香りがあります。相性のいい組み合わせはありますか?

宮本:個人的な考えなのですが、「料理にも使われる系統の原材料」が含まれた香水は相性がいいと思います。

例えば柑橘系やお茶系、スパイシー系などは香水をつけるなら相性がいいと思います。

――逆に、相性のよくない香水はありますか?

宮本:ムスク系や石けん系、洗剤のような香りは、料理の香りの邪魔になると思います。飲食店に付ける香水を考えるなら、原材料を見ておくといいかもしれません。

■余韻のある香りは魅力的

 

――宮本さんは普段、香水を付けますか?
 
宮本:仕事では付けませんが、休日はたまに付けています。ウッディ系ですね。北海道出身で木々などの自然ととても近かったので、ナチュラルな香りに癒されます。
 
――宮本さんにとって、いい香りとはなんですか?
 
宮本:余韻に浸れるもの、かなと。風味がいい料理は、脳裏に残ってまた食べたいと思い返します。

香水も似ていて、通り過ぎたときにふわっといい香りがしたら、「あの人、どんな香水を付けているんだろう」と気になります。時間が経ってもつい思い出してしまう香りは、魅力があると思いますね。

nancaが目指すお店づくり

 
――はじめに「nanca」について教えてください。


宮本:名前は「なんかいい店を作ろう」という考えで名付けました。

コンセプトをこちらから押し付けない、お召し上がりになるお客様のターゲットを決めない。そういったラフな感覚で営業しています。

料理のラインナップも、中華や洋食、和食などカテゴリーは幅広く、がっつり食べるというよりお酒や会話を楽しみながら食べられるお客様が多いです。

――料理のラインナップを見ると、野菜やふんだんに使われている印象です。

宮本:シェフの萩原ちひろさんのご実家が農家でして、特別に直送で野菜を仕入れています。メインのお客様は男性ですが、男性だと脂っこいものや味の濃いものについ目が行きがちです。そんな方でも手軽に野菜を摂ってもらいたいと思います。

 
――実際に料理を拝見すると、星付きレストランで提供されそうな見た目ですね。

宮本:盛り付けやアイデアで、高級店に出るような料理を意識して作っています。特に皿は、盆栽を美しく見せるために作られた皿や、季節を感じられるような器など、料理に合わせて使い分けているのが特徴です。

料理も常に試行錯誤で新しいメニューを考えているので、美味しい料理を手軽に食べられるように営業しています。

 

■飲食店での香水は「節度があればOK」

 
――飲食店では、香水は基本NGだと聞きます。
宮本さんのお店に来店される人はどうですか?

宮本:香水を付けていらっしゃる方は多いですね。
当店にいらっしゃる方は、20代後半から50代と幅が広いのが特徴です。

特に女性と一緒に食事をされる男性や、お仕事の帰り際に寄られるビジネスマンが顧客のほとんどなので、身なりもしっかりしていて、ほのかにいい香りの香水を付けています。

 

 
――宮本さんとしては、飲食店に香水を付けていくのはどう思いますか?

宮本:そこまでネガティブな印象はないですね。もちろん、香りの強い香水は料理の邪魔になりますし、周りの人にも迷惑がかかるので控えたほうがいいですね。

少量だけ付けるとか、ちょっと前に付けておいて香りが和らいだ状態で来店されるのが理想です。

 

■料理の邪魔になりにくい香水もある

 
――料理にいろんな香りがあるように、香水にも多彩な香りがあります。相性のいい組み合わせはありますか?

宮本:個人的な考えなのですが、「料理にも使われる系統の原材料」が含まれた香水は相性がいいと思います。

例えば柑橘系やお茶系、スパイシー系などは香水をつけるなら相性がいいと思います。

――逆に、相性のよくない香水はありますか?

宮本:ムスク系や石けん系、洗剤のような香りは、料理の香りの邪魔になると思います。飲食店に付ける香水を考えるなら、原材料を見ておくといいかもしれません。

 

■余韻のある香りは魅力的

 

――宮本さんは普段、香水を付けますか?


宮本:仕事では付けませんが、休日はたまに付けています。ウッディ系ですね。北海道出身で木々などの自然ととても近かったので、ナチュラルな香りに癒されます。
 
――宮本さんにとって、いい香りとはなんですか?
 
宮本:余韻に浸れるもの、かなと。風味がいい料理は、脳裏に残ってまた食べたいと思い返します。

香水も似ていて、通り過ぎたときにふわっといい香りがしたら、「あの人、どんな香水を付けているんだろう」と気になります。時間が経ってもつい思い出してしまう香りは、魅力があると思いますね。

 

DRY MOJITO × 金柑とモッツァレラチーズのカプレーゼ

DRY MOJITO
×
金柑とモッツァレラチーズのカプレーゼ

■香水と相性のいい創作料理

 
――シガーロの香水を嗅いだ印象は?
 
宮本:爽やかで、そこまで香りが強くなく、老若男女問わず付けられると感じました。スティックタイプで持ち運びしやすく、仕事でもデートでも使いやすそうですね。

 

今回、香りと料理の相性を考えていく中で、前菜としてまず考えたのが、ドライモヒートの香りと合わせてみた「金柑とモッツァレラチーズのカプレーゼです。

この香水は清涼感があり、若々しくフレッシュな印象を受けました。

こちらのカプレーゼは、商品名にもあるモヒートを飲みながら食べるイメージで、さっぱりめな味に仕上げました。
女性と一緒に食事される男性にいいと思います。

■香水と相性のいい創作料理

 
――シガーロの香水を嗅いだ印象は?
 
宮本:爽やかで、そこまで香りが強くなく、老若男女問わず付けられると感じました。スティックタイプで持ち運びしやすく、仕事でもデートでも使いやすそうですね。

今回、香りと料理の相性を考えていく中で、前菜としてまず考えたのが、ドライモヒートの香りと合わせてみた「金柑とモッツァレラチーズのカプレーゼです。

この香水は清涼感があり、若々しくフレッシュな印象を受けました。

こちらのカプレーゼは、商品名にもあるモヒートを飲みながら食べるイメージで、さっぱりめな味に仕上げました。

女性と一緒に食事される男性にいいと思います。

SMOOTH GIN&BLACK PEPPER× ホタテと菜の花の春巻き

SMOOTH GIN&BLACK PEPPER
×
ホタテと菜の花の春巻き


2品目は、萩原が調理している「帆立と菜の花の春巻き 春菊とペコリーナチーズのジェノベーゼソース」です。

 

「スムーズジン&ブラックペッパー」をイメージして作りました。

この香水は香辛料のようなちょっとした刺激があり、脂っこいものを消し去ってくれそうな印象です。春巻きのこってり感を和らげ、サクサクと箸が進む味になっています。

 

お酒を楽しみながら食事をされる男性同士におすすめです。


2品目は、萩原が調理している「帆立と菜の花の春巻き 春菊とペコリーナチーズのジェノベーゼソース」です。

「スムーズジン&ブラックペッパー」をイメージして作りました。

この香水は香辛料のようなちょっとした刺激があり、脂っこいものを消し去ってくれそうな印象です。春巻きのこってり感を和らげ、サクサクと箸が進む味になっています。

お酒を楽しみながら食事をされる男性同士におすすめです。

GINZA ROOTS× 鴨の低温ローストとバルサミコソース

GINZA ROOTS
×
鴨の低温ローストとバルサミコソース

 

最後が「ギンザルーツ」をイメージしたメインディッシュで「鴨の低温ローストとバルサミコソース」です。

 

この香水はホワイトティーが前面にくる甘い香りで、男性だけでなく女性が付けていてもいいなと感じます。
また、レモンがほのかに香り、ソースに使うバルサミコともばっちり。

記念日やちょっとしたご褒美を食べたい人に食べていただきたいです。


最後が「ギンザルーツ」をイメージしたメインディッシュで「鴨の低温ローストとバルサミコソース」です。

この香水はホワイトティーが前面にくる甘い香りで、男性だけでなく女性が付けていてもいいなと感じます。
また、レモンがほのかに香り、ソースに使うバルサミコともばっちり。

記念日やちょっとしたご褒美を食べたい人に食べていただきたいです。

金柑とモッツァレラチーズのカプレーゼ× DRY MOJITO

金柑とモッツァレラチーズのカプレーゼ
×
DRY MOJITO

柑橘系のフルーツとモッツァレラチーズを合わせたカプレーゼでソースに隠し味でゴルゴンゾーラを混ぜています。食感にチーズのチップを乗せてアクセントにしています。

柑橘系のフルーツとモッツァレラチーズを合わせたカプレーゼでソースに隠し味でゴルゴンゾーラを混ぜています。
食感にチー
ズのチップを乗せてアクセントにしています。

ホタテと菜の花の巻き× SMOOTH GIN&BLACK PEPPER

ホタテと菜の花の春巻き
×
SMOOTH GIN&BLACK PEPPER

帆立と季節の野菜の菜の花を巻いた春巻き帆立の甘さと風味と菜の花の優しい苦味がきいている春巻きです。

帆立と季節の野菜の菜の花を巻いた春巻き帆立の甘さと風味と菜の花の優しい苦味がきいている春巻きです。

鴨の低温ローストとバルサミコソース× GINZA ROOTS

鴨の低温ローストとバルサミコソース
×
GINZA ROOTS

皮を長時間焼いてパリッとさせて身は硬くならないように低温でローストしています。ソースは煮詰めたバルサミコでなるべくシンプルに仕上げました。

皮を長時間焼いてパリッとさせて身は硬くならないように低温でローストしています。
ソースは煮詰めたバルサミコでなるべくシンプルに仕上げました。

――今回の料理はお店で食べられますか?

宮本:鴨のローストは地下にある姉妹店「36.5℃ kitchen」で提供していますが、金柑が採れるシーズンが限られており、3月までを予定しています。帆立の仕入れ状況など食材の手配時期が限られるので、ぜひお早めにいらしてください。



PROFILE

宮本 岳

北海道出身。学生時代に料理人を志し、都内の料理専門学校在籍中に1年間フランスへ留学。二ツ星レストランで修行する。
帰国後、料理学校の先生を6年間務め、その後代々木上原の駅前地下に「36.5℃ kitchen」をオープン。
2023年夏に、同じビルの1階に「nanca」をオープン。

萩原 ちひろ

群馬県出身。調理専門学校卒業後にケータリング会社に入り、 「36.5℃ kitchen」を経て、 「nanca」のシェフに就任し、現在は料理長として務めるほか、ケータリング会社の「essence(エサンス)」の総責任者も兼務。自身も大好きというお酒に合う味付けを意識している。

――今回の料理はお店で食べられますか?

宮本:鴨のローストは地下にある姉妹店「36.5℃ kitchen」で提供していますが、金柑が採れるシーズンが限られており、3月までを予定しています。帆立の仕入れ状況など食材の手配時期が限られるので、ぜひお早めにいらしてください。



PROFILE

宮本 岳

 

北海道出身。学生時代に料理人を志し、都内の料理専門学校在籍中に1年間フランスへ留学。二ツ星レストランで修行する。
帰国後、料理学校の先生を6年間務め、その後代々木上原の駅前地下に「36.5℃ kitchen」をオープン。
2023年夏に、同じビルの1階に「nanca」をオープン。

 

萩原 ちひろ

群馬県出身。調理専門学校卒業後にケータリング会社に入り、 「36.5℃ kitchen」を経て、 「nanca」のシェフに就任し、現在は料理長として務めるほか、ケータリング会社の「essence(エサンス)」の総責任者も兼務。自身も大好きというお酒に合う味付けを意識している。

nanca CIGARRO 期間限定展示>


公開を記念して、2月9日より期間限定で、3 種のフレグランスオイルをnancaでお試しいただけます。
ぜひ、食事と香りのマリアージュをお楽しみください。

SHOP INFORMATION

nanca

住所:東京都渋谷区上原1-32-18 YYビル1F
TEL:070-9089-9038
休:日曜・隔週木曜

2023年7月1日オープン。クラフトビールは、韓国やニュージーランドの銘柄を扱うインポーターから仕入れ、品揃えは常時替わる。野菜は、群馬で農家を営む萩原さんの実家から届くものが多く「欲しい野菜はリクエストして育ててもらうことも」。

nanca CIGARRO 期間限定展示>


公開を記念して、2月9日より期間限定で、3 種のフレグランスオイルをnancaでお試しいただけます。
ぜひ、食事と香りのマリアージュをお楽しみください。

SHOP INFORMATION

nanca

住所:東京都渋谷区上原1-32-18 YYビル1F
TEL:070-9089-9038
休:日曜・隔週木曜

2023年7月1日オープン。クラフトビールは、韓国やニュージーランドの銘柄を扱うインポーターから仕入れ、品揃えは常時替わる。
野菜は、群馬で農家を営む萩原さんの実家から届くものが多く「欲しい野菜はリクエストして育ててもらうことも」。